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ぼっち─選択はあなたに─

第21章 救出作戦【選択6】

「どうも! ゲンブでございます」
「どうも~、こっちから会いにいくアイドル、お笑い界の橋○環奈、グッピーウラユで~す。名前とマイナンバーだけでも覚えて帰って下さいね~」
「すいません、ボケが混雑してなにからツッコめばいいのかわかりません。ただ、一つだけ……マイナンバーはあかんな」
「ゲンブ、ツッコミ弱いぞ」
「あんたのボケが強すぎるんだ!」
「それよりさ、私最近、人気アイドルに似てるって言われてさぁ」
「え、それが橋○環奈か?」
「あんなブスと一緒にしないで」
「謝れーっ! 橋本○奈とファン一同に謝れ!」
「なあなあ、私が誰に似てるか当ててよ。当たったら往復ビンタのバラエティサービス」
「いらんわ! てか、誰に似てるかって、それ俺が知ってる芸能人か?」
「正解はねぇ」
「話を流すな」
「Nizi○のRUKA」
「誰やねん! N○ziUは知ってるけど……そんなメンバーおらんわっ!」
「え、ようわかったなぁ、あんたの脳内Wikipediaどうなってんの?」
「たまたま雑誌で見て、そんな名前はおらんかったなぁ~て思っただけや」
「いや、ほんとは、あのNi○iUのダンスを上手く出来るからってことなんよ」
「あぁ、あの縄跳びみたいな動きのダンスやね。あれできるんや」
「やってみよか? では、音楽スタート」

 曲がかかり、ウラユが踊る。

「まあ、確かに縄跳びダンスやけど、あんたがやったらそれ、にゃん○スターやないか」
「失礼やな! あんた、にゃ○こスターに謝れ!」
「Nizi○とちゃうんかい! てかなぁ、世界観無視したネタをするなっ! N○ziUもに○んこスターも、橋本環○もマイナンバーも、ここにはないわっ!」
「違うやん、うちらの笑いは、世界を超えてるってことや」
「ええ加減にせぇ」


※漫才ネタは昭玄武様に考えていただきました。
昭玄武様、ありがとうございました(*^^*)

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