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ご褒美はキスで〜妖精お嬢様と執事達の禁断の日々っ♡〜

第1章 初めての💖

チュッ。チュッ。

キスが甘い雨の様に、あたしの首筋に降ってきます。あたしは恥ずかしくてもう、真っ赤です…。

「…目を開けてください、お嬢様」

久遠が言いました。

「…次は私の番ですよ?その愛らしい姿を見ていたら、もう…我慢出来なくなってまいりました…」

「ひゃう?が、我慢、ですか?」

「そうです…お嬢様は…余りにも可愛すぎて、私の心が持ちません…」

抱きしめても、良いですか?

答える間も無く、二人からギュッ。まるであたしが柔らかいお人形さんみたいに、優しく抱きしめてくれました。

「ほ…ほわぁ…です。で、でもあの…あたしの腰辺りに何か硬いものが、当たるのですが。コレは何ですか?」

「あ…ああ…コレですか?コレは…私のもう一つの自身、です…。お嬢様が余りに愛らしいので…つい…我慢…出来なくなってしまいました…」

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