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新・Beast〜獣たちに好かれた僕〜

第8章 桜蘭



優誠「あぁ〜、やっと学校終わったぁ…」


聖輝「優誠くん帰ろう。」


優誠「あぁ、悪りぃ!ちょっと寄らなきゃいけないところあって…」


聖輝「あっそうなんだ…じゃあまた明日ね。」


優誠「すまん!じゃあな!」


挨拶すると優誠くんは一足先に帰った。


聖輝「…一人で帰るのも久しぶりだなぁ…」


余計なことに巻き込まれなきゃいいけど…


聖輝「ふぅ…よし!」


こんな時は寄り道せずにさっさと帰ろう!


「あの…」


聖輝「えっ?」


教室を出ると、休み時間に話した男子生徒がいた。


聖輝「あなたは…」


「ごめん…何回も話しかけて…」


聖輝「いえ…どうかしましたか?」


「あの…ちょっと話いいかな…?」


聖輝「はっはい…」


僕は男子生徒の後について行った。

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