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優誠「そうか…やっぱり何も情報得られなかったか。」


聖輝「うん…」


優誠「俺も独自のルートで情報得ようと思ったけど、空振りだわ。」


聖輝「そっか…」


猪塚「おっ、君たちちょうどいいところに！」


優誠「何だよ？」


猪塚「これをね、教頭先生のところまで持って行ってほしいんだけど。」


優誠「はぁ？テメェで持っていけよ！」


猪塚「いやぁ、そうしたいのは山々なんだけどね…」


聖輝「何か用事でもあるんですか？」


猪塚「そうなんだよ！週末に学生時代の仲間達と飲み会やるんだけど、その幹事を任されてさぁ…今からお店を探さないといけないんだ！」


優誠「いやいや、今じゃなくてもいいだろ！」


猪塚「何言ってるんだ？！オススメのお店は今から予約しておかないと入れないんだぞ！！」


聖輝「まっまぁ…そうかもしれませんが…」


猪塚「ほら！ガムやるから！じゃあよろしく！」


優誠「おっおい！」


聖輝「ハァ…また押し付けられちゃったね…」


優誠「くそっ！あの野郎…！！」


聖輝「もぉ…何でいっつも僕らばっかり…」


優誠「ったく…さっさと持って行って帰ろうぜ。」


聖輝「うん…」