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「なぁ、さっきの奴やばくなかった…？」


「あぁ、突然出てきたと思ったら急に何人か殴りかかって…」


「しかも秒殺…即病院送りになったらしいぜ…」


「何だよ、ケルベロスって…意味わかんねぇ…」


教室ではさっきの出来事でざわついていた。


聖輝「ケルベロス…」


首が3つある犬のことだよね…


何であの人ケルベロスって…


ガラガラ…


猪塚「お前ら！上級生はどうだった？怖かったか？」


「いやいや！1人やばい奴いたから！」


「一瞬にして何人かボコボコにされてたし…」


「何だよあいつ…」


猪塚「あぁ、彼はさが高の生徒会長だ！」


「はっはぁ？！」


「さが高に生徒会長とかいるの…？」


猪塚「元々は生徒会なんて無かったけど、彼が入学してから彼の願望により生徒会ができた！」


「生徒会とか…何のために…」


猪塚「さぁな、普段は生徒会室に籠ってるらしいから気になるんだったら直接本人に聞きに行けばいい！」


「いやいや！無理だろ！」


「間違いなく殺されるよな…」


「あいつだけは関わらない方がいいよな…」


クラスメイトの不良達がビビってる…


そりゃそうだよね…


目の前であんな出来事があったら…


猪塚「さてと！気持ち切り替えてホームルームやるぞ！」


聖輝「……。」


ケルベロス…生徒会長…


絶対に関わってはいけない人だ……