新・Beast〜獣たちに好かれた僕〜
第20章 5syoku
優誠「ふわぁ…あれ?聖輝もう起きてたの?」
聖輝「優誠くん!おはよう、早いね…」
優誠「何かベッドが高級すぎて寝心地よくねぇんだよなぁ…」
聖輝「あぁ…なるほど…」
優誠「…おっ、サンドイッチじゃん!美味そう!」
聖輝「優誠くんも食べる?」
優誠「おう、サンキュー!」
二宮「ふわぁ…」
優誠「おっ、ニノおはよ!」
二宮「おはよ…」
聖輝「ちょっと待っててくださいね。」
二宮「うん…」
優誠「俺も顔洗ってこよっと…」
聖輝「よいしょっと…」
二宮「……。」
聖輝「…二宮さん?」
二宮「…いや、美味そうだなって思って…」
聖輝「あっありがとうございます…///」
何だろ…二宮さんに褒められると照れる…
二宮「何照れてんの?」
聖輝「あっいや、あの…二宮さんって普段褒めたりしないので…」
二宮「悪かったね、愛想悪くて。」
聖輝「あっ別に…でも、それが二宮さんらしいっていうか…僕はいいと思います。」
二宮「…そう……」
聖輝「どうぞ、召し上がれ。」
二宮「…いただきます…」
聖輝「…どうですか…?」
二宮「……美味い…」
聖輝「ほっ本当ですか?!」
二宮「まぁ…」
聖輝「わぁ…よかったぁ…」
優誠「あぁ〜腹減った!」
聖輝「ご飯の用意できてるよ。」
優誠「おっ!いただきます!」
聖輝「じゃあ僕も、いただきます。」
優誠「…うまっ!!」
聖輝「うん、美味しい!」
優誠「お前すげぇな!料理できるんだな!」
聖輝「えへへっ、簡単な物しか作れないけどね。」
二宮「……。」
優誠「ぱくっぱくっ…美味ぇな、ニノ。」
二宮「うん…美味い…」
聖輝「よかったぁ…喜んでくれて。」
久々に誰かと一緒に朝ごはん食べたなぁ…
美味しいって言ってくれるとこんなに嬉しいんだ…
一人暮らししてるとなかなか味わえないことだね。
聖輝「ふふっ。」
優誠「ん?どうした?」
聖輝「ううん、何でもない。」