新・Beast〜獣たちに好かれた僕〜
第20章 5syoku
聖輝「ん〜…今日もいっぱい遊んだなぁ……あっ。」
僕はふと窓を見た。
すると夜空に星空が広がっていた。
聖輝「わぁ…星が綺麗……」
こんな景色…見たことない……
聖輝「もっと近くで見よっと。」
僕は部屋を出て、2階にあるバルコニーに出た。
聖輝「わぁ……すごい……」
こんな景色が日本で見られるなんて…
聖輝「……お父さん…お母さん……」
会いたい…会いたいよ……
聖輝「…ぐすっ……」
松本「涼野?」
聖輝「あっ…松本さん……」
松本「どうした?涙なんか流して…」
聖輝「えっ?あっ…あの…お父さんとお母さんのこと思い出して……」
松本「…そっか……」
聖輝「お父さんとお母さん…天国から…あの星空の遥か遠いところから…見守ってくれてるのかなぁって……」
松本「見守ってくれてるよ、きっと……」
聖輝「…ぐすっ……」
お父さん…お母さん……
ギュッ
聖輝「えっ…?」
松本「寂しかったら…俺達に甘えたらいい、お前は…1人じゃないから。」
聖輝「松本さん…」
松本「いつまでも1人で抱え込んでたら…天国にいる両親も心配するぞ?」
聖輝「…ぐすっ…そうですね……」
松本「天国にいるお父さん!!お母さん!!涼野は俺達が守るから…安心してくれ!!」
聖輝「ちょっ松本さん?!」
松本「天国に向かって宣言した。」
聖輝「…ふふっ、あははっ!」
松本「ははっ!」
聖輝「ありがとうございます、元気出ました!」
松本「そりゃよかった。」