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聖輝「……。」


カッコいいなぁ……


お爺「きみ…さっきの人とは知り合いかい？」


聖輝「いっいえ…学校が同じだけで…」


お爺「そうか…それなら、このお金…彼に返してほしいんだ…」


聖輝「えっ？！ぼっ僕がですか…？」


お爺「見ず知らずの人からこんな大金受け取るわけにはいかないからね…」


聖輝「でっでも……」


お爺「さっきはありがとう、わしはもう大丈夫じゃ。」


そう言うと、おじいさんはレジの方へと並んだ。


聖輝「……。」


店長「私の方からも…お願いしてもいいかい？」


聖輝「えっ？」


店長「お店側としては商品を買ったお金以外受け取る訳にはいかないから…」


聖輝「あっ…」


店長「じゃあ、よろしくね。」


お辞儀をすると、店長は仕事へと戻った。


聖輝「……。」


お金…どうしよう……


店員「あっあの…お客様…」


聖輝「えっ？」


店員「こちらの商品お通ししてもよろしいでしょうか？」


聖輝「あっはっはい！お願いします！」


僕はすっかり買い物に来ていることを忘れていた。


聖輝「ハァ…」


さっきの人…おじいさんと店長にどれだけお金渡してたんだろう…


聖輝「…えっ…こんなに…1.2.3……にっ20万？！」


どっどうしよう！！


こんな大金預かっちゃった…！！


聖輝「どうしよう…どうしよう…あっ！返せばいいんだ！」


でも…あの人誰だろう…


全然知らない人だし……


聖輝「…ハァ……」


探すの大変だなぁ…