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鷹人「…さてと、龍一の話はここまでにしておいて…聖輝くん、俺が今日ここに来たのには聖輝くんに話があるからなんだ。」


聖輝「話…？」


鷹人「そう、話というか…相談というか…そんな感じだ。」


聖輝「はい…」


何だろう…


さっきとは打って変わって真剣な表情になった叔父さん。


鷹人「聖輝くん、高校に通わないか？」


聖輝「えっ？」


鷹人「高校、紹介できそうなところがあるんだ。」


聖輝「ほっ…本当ですか…？！」


鷹人「あぁ。」


聖輝「…っ…！！」


もはや絶望的だった高校生活が今ここで実現するなんて…


夢のような話だった。


聖輝「あっあの…ぜっ是非！！通わせてください！！」


鷹人「あっいや、聖輝くん…ここからが本題なんだ。」


聖輝「えっ？」


鷹人「紹介する学校は俺の学生時代の友達が経営に関わってるところなんだけど…かなり荒れていてな…」


鷹人「まぁ…いわゆる…不良しか集まらない高校だ。」


聖輝「不良…えっ…？」


鷹人「正直この話を聖輝くんにするかすごく迷ったんだが…」


聖輝「不良高……」


鷹人「真面目に勉強してきた聖輝くんにとっては相当場違いかもしれない。」


鷹人「何せその学校には不良しかいないからな。」


聖輝「…不良ってことは…殴ったりすることも…」


鷹人「日常茶飯事だろうな。」


聖輝「……。」


怖い…


そんな場面を毎日見ながら生活するなんて…