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愛のおねだり

第1章 愛のおねだり

         11

優さんは、愛の雫を飲み終わったら、またあたしのあそこを舐めてくれました。
 いままで待たせて悪かったというように、丁寧に優しく舐めてくれるのです。
 あたしのあそこの下から上へ、上から下へとなんどもなんども、舌を優しく優しく滑らせるように、舐めてくれるのです。
 あたしは、腰を浮かし、足を突っ張ってしまいました。
 優さんの手を探し、握ってもらいました。
 優さんは、あたしの手ごと、腰にまわして抱きしめながら、舐め続けてくれます。
 あたしは、
 「優さん
  優さん」
 と、叫ぶように言いました。
 優さんは、口がふさがっているためか、なにも言わずに、舐め続けてくれます。
 優さんは、それから、クリトリスを舐めはじめました。
 気持ちいい。
 ほんとに気持ちいい。
 こわくなるほどの気持ちよさです。
 あたしは泣いてしまいました。
 おおきな声を出して、泣いてしまいました。
 いままで、人前で泣いたことがないあたしが、気持ちよさに泣いたのです。
 この気持ちよさは、泣くしかなかったからです。
 あたし、
 「優さん
  あたし
  もう
  どうかなりそう」
 と、叫んでしまいました。
 それでも、優さんは、舐めるのをやめないのです。
 あたしの体も意識も、どっかに飛んでいってしまったみたい。
 これが、エクスタシーに達するということなのでしょう。
 これが、イクということなのでしょう。
 あたし、胸をくねらせ、足をバタバタさせながら、泣き続けました。
 でも腰は、優さんが、しっかりと抱いていますので、動かせません。
 そのほうがいいのです。
 腰を動かせば、優さんの舌が、クリトリスから離れてしまいます。
 泣いているのに、どうかなってしまうかと思っているのに、優さんが、クリトリスを舐めるのをやめないでほしいのです。
 だって、ほんとにほんとに気持ちいいんですもの。
 あたし、
 「優さん
  あたし
  イッちゃう
  また
  イッちゃう
  あぁ
  気持ちいい
  ほんとに
  気持ちいい
  イッちゃうよう」
 と叫び続けました。

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