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愛のおねだり

第1章 愛のおねだり

         19

 おでこから足の指までを、舐めてくれるのです。
 背中やお尻の丸いところまで、舐めてくれました。
 お尻を舐めてもらうのが、こんなに気持ちいいとは思いませんでした。
 背中からお尻のほうに、優さんの舌が滑るように舐めてもらうとき、ゾクゾクッとするような気持ちよさなのです。
 手の指も、足の指も、一本ずつ丁寧に舐めてくれました。
 あたしのからだ中を舐めてくれたあと、キスをしてくれながら、おっぱいを優しく撫でてくれました。
 優さんの人差し指が、スーッとおっぱいの下の方から乳首にむかって撫でてくれるとき、あたし、思わず胸をそらすようにしてしまうのです。
 それなのに優さんは、人差し指が乳首に届くまえに、とめてしまうのです。
 優さんは、あたしを焦らすことが多いです。
 あたしは、焦らされているのがわかっていても、
 「優さん
  お願い
  はやく」
 と、言ってしまいます。
 焦らされたあとは、とっても気持ちよくなるのがわかっているので、焦らされるのはそんなに嫌じゃないんです。
 優さんが、乳首を撫でてくれました。
 あたしの乳首は、気持ちよさに固く立っているので、強く触られると痛いんですが、優さんは、優しく優しく乳首の横のほうを撫でてくれますので、気持ちいいだけです。
 指で撫でていないほうの乳首を、舌と唇で舐めてくれました。
 右の乳首を舌で舐めてくれながら、左の乳首を指で優しく撫でてくれます。
 そして、左の乳首を舌で舐めてくれながら、右の乳首を指で優しく撫でてくれます。
 あたしは、
 「優さん
  気持ちいい」
 と言いながら、優さんにしがみついていきました。
 優さんは、あたしを優しく抱きとめてくれました。
 そして、優しくキスしてくれるのです。
 あたし、キスがこんなに気持ちいいものだと、あらためて感じました。
 あたしのからだが、敏感になってきているので、優さんに優しく抱いてもらって、キスしてもらうのが気持ちいいのだと思います。
 あたしは、夢中になって、優さんの唇を吸いました。
 嬉しい嬉しいと思いながら、キスの気持ちよさを、いっぱい感じていました。

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