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　　　　　　　　　２５

　優さんが、布団の下からコンドームを取り出しました。
　「優さん
　　きょう
　　あたしたち
　　結婚するんでしょう」
　「そうだよ
　　きょう
　　二人が
　　ほんとに
　　結婚するんだよ」
　「だから
　　それいらない
　　あたし
　　優さんの
　　精がほしい」
　「そうだね
　　優希ちゃんに
　　私の精を
　　受け取ってほしい
　　優希ちゃん
　　いっぱい
　　あげるね」
　「うん
　　嬉しい
　　優さん
　　いっぱいいっぱい
　　ちょうだいね」
　「わかった
　　優希ちゃん
　　待たせたね」
　「ほんとだよ
　　きのう
　　帰ってから
　　優さんに
　　会いたくて
　　会いたくて
　　たまらなかったんだからね」
　「うん」
　「何度も
　　何度も
　　来ようと思ったんだからね」
　「うん
　　ごめんね」
　「でも
　　いいの
　　こうやって
　　愛してくれるんだもの」
　「優希ちゃん
　　大好きだ」
　「あたしも
　　優さんが
　　大好き」
　「入るね」
　「うん
　　きて」
　優さんは、少しずつ少しずつ、入ってくれました。
　「優希ちゃん
　　痛くない？
　　大丈夫？」
　と言いながら。