愛のおねだり
第1章 愛のおねだり
4
「それはそうと
手伝いか
えらいね」
「コンビニは
家族でやらないと、
大変なんだ」
「そうだろうね。
よかったら
気晴らしに
遊びにおいで」
「いいの」
「もちろん」
「じゃあ
いくね」
「ほんとにおいでね
ケーキくらいは
ご馳走するよ」
そう言って、帰っていきました。
優さんは、買い物をしないで帰ったけど、よかったのかな。
あとで聞いたら、美人が遊びにきてくれるというから、嬉しくなって、買い物を忘れていたよと言いました。
あたしは、そのときも、赤くなってもじもじしただけでした。
あたしは、まえから優さんが好きだったのです。
好きだし、憧れてもいました。
優さんの塾に行かなかったのも、行くのが恥ずかしかったからです。
優さんが、うちの店に来てくれているのも知っていたけど、声をかけられずにいました。
それが、こんな形で、遊びに行けるようになって嬉しい。
だって、優さんから誘ってくれたんだもん。
それからは、なにかあるとすぐに、優さんのところに行きました。
なにもなくても、行きました。
すぐに、優さんと言うようにもなりました。
いろいろ話しているうちに、つい、あたしは不感症みたいだと言ってしまったのです。
高校生のとき、ちょっと仲のいい男子が、無理やりセックスしようとして、パンティの中に手を入れてきましたが、
『お前
濡れてないので
無理』
と言われて、そのせいか不感症と思い、それからセックスするのが恐くなり、恋人をつくれないと話しました。
自分で触るときも、すこしも濡れないと言ったのです。
恋人はいないのと、聞かれたからでした。
優さんがずっと好きでしたとは言えなくて、とっさにそう話したんだけど、話したあと、あたし、とんでもないことを言ったと、それこそまっ赤になってしまいました。
でも優さんは、真剣に聞いてくれました。
「それはそうと
手伝いか
えらいね」
「コンビニは
家族でやらないと、
大変なんだ」
「そうだろうね。
よかったら
気晴らしに
遊びにおいで」
「いいの」
「もちろん」
「じゃあ
いくね」
「ほんとにおいでね
ケーキくらいは
ご馳走するよ」
そう言って、帰っていきました。
優さんは、買い物をしないで帰ったけど、よかったのかな。
あとで聞いたら、美人が遊びにきてくれるというから、嬉しくなって、買い物を忘れていたよと言いました。
あたしは、そのときも、赤くなってもじもじしただけでした。
あたしは、まえから優さんが好きだったのです。
好きだし、憧れてもいました。
優さんの塾に行かなかったのも、行くのが恥ずかしかったからです。
優さんが、うちの店に来てくれているのも知っていたけど、声をかけられずにいました。
それが、こんな形で、遊びに行けるようになって嬉しい。
だって、優さんから誘ってくれたんだもん。
それからは、なにかあるとすぐに、優さんのところに行きました。
なにもなくても、行きました。
すぐに、優さんと言うようにもなりました。
いろいろ話しているうちに、つい、あたしは不感症みたいだと言ってしまったのです。
高校生のとき、ちょっと仲のいい男子が、無理やりセックスしようとして、パンティの中に手を入れてきましたが、
『お前
濡れてないので
無理』
と言われて、そのせいか不感症と思い、それからセックスするのが恐くなり、恋人をつくれないと話しました。
自分で触るときも、すこしも濡れないと言ったのです。
恋人はいないのと、聞かれたからでした。
優さんがずっと好きでしたとは言えなくて、とっさにそう話したんだけど、話したあと、あたし、とんでもないことを言ったと、それこそまっ赤になってしまいました。
でも優さんは、真剣に聞いてくれました。