テキストサイズ

愛のおねだり

第1章 愛のおねだり

         7

 3日目。
 あたしは、全裸で布団に寝ました。
 優さんも、全裸であたしの横になりました。
 もしかしたら、きょうは優さんのあれが、あたしのあそこの中に、入ってくれるのかなと思いました。
 でも、優さんはあたしのからだ中を撫でるばかりなのです。
 おっぱいはもちろん、草はらも、腿も、それも腿の内側を優しく撫でてくれます。
 かなり長いあいだ、あたしのからだ中を撫でてくれたあと、乳首を撫ではじめました。
 裸のときに乳首を撫でてもらうのは、きのうと比べものにならないほど気持ちいいのです。
 「優さん
  キスして」
 と、あたしから、優さんに頼みました。
 優さんの舌は、きのうよりも柔らかい。
 あたしを優しく抱きながら、乳首を撫でていた優さんの姿勢が、すこし変わりました。
 あそこやクリトリスを撫でてくれるのだなと思っていたら、唇が乳首に触れてきたのです。
 そして、唇と舌で乳首を愛撫してくれました。
 そう愛撫です。
 まさに、愛撫です。
 愛撫という言葉があらわすように、優さんの唇や舌が、あたしの乳首を優しく優しく愛してくれるのです。
 あたしの口からあたしがいままで出したことがないような、切ないような悩ましい声が出てきます。
 そう、出てくるのです。
 なんか恥ずかしい。
 でも、切ないような悩ましい声が出てくるのにあわせて、気持ちよさが高まっていきます。
 あたしは、優さんの頭を抱えるようにして、
 「優さん
  すごく
  気持ち
  いい」
 と、言いいました。
 でも、とぎれとぎれにしか言えないのです。
 言葉ではない声が出ているからです。
 「気持ちよくなれて
  優希ちゃん
  よかったね」
 「嬉しい」
 うれ・しいと、切ないような悩ましい声のあいだにしか言えません。
 乳首で、こんなに気持ちいいんだったら、あそこやクリトリスを愛撫してもらったら、どんなに気持ちいいのか、期待がふくらみました。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ