
放課後は、ヒミツの待ち合わせ。(R18)
第9章 先輩と傷跡
――もうだめだ……。
涙が次から次へとかあふれて止まらない。
――“もうそんな汚れてたら、俺に汚されても一緒だよ”
先輩の言葉がよみがえる。
もうあたしは汚れてる。
だからこんなに吐き気のする思いは必要ないから。
何も感じなきゃいいだけ。それだけ。
そう思い込んで諦めるように、涙の目を閉じた。
――ぐちゅ。
水音と同時に、先が割れ目を滑る感覚がびりりと体を貫く。
「あ……っ」
澄くんじゃ、ないのに……。
「うっ……ふ……っ」
嗚咽が、どんどん大きくなっていく。
また怒られるかもしれない、でも止められない。
泣きじゃくるあたしの蜜口に、力が加わる。
――あ、もう、入っちゃうかも……。
「ふぅっ、うぇっ、いやっ……っあぁ。すみく、ん」
きっと侵入を許すだろう体に、ぬるぬると滑る快感に、余計に泣きたくなる。
「だから! そいつの名前出すなって!」
バンと片手が強くソファを叩いた。
「ごめ……んなさ、っ、あぁ……っ」
嗚咽と喘ぎが混ざり合ってが響き始めた時だった。
――ガラッ。
この部屋のドアが開いたのだ。
涙が次から次へとかあふれて止まらない。
――“もうそんな汚れてたら、俺に汚されても一緒だよ”
先輩の言葉がよみがえる。
もうあたしは汚れてる。
だからこんなに吐き気のする思いは必要ないから。
何も感じなきゃいいだけ。それだけ。
そう思い込んで諦めるように、涙の目を閉じた。
――ぐちゅ。
水音と同時に、先が割れ目を滑る感覚がびりりと体を貫く。
「あ……っ」
澄くんじゃ、ないのに……。
「うっ……ふ……っ」
嗚咽が、どんどん大きくなっていく。
また怒られるかもしれない、でも止められない。
泣きじゃくるあたしの蜜口に、力が加わる。
――あ、もう、入っちゃうかも……。
「ふぅっ、うぇっ、いやっ……っあぁ。すみく、ん」
きっと侵入を許すだろう体に、ぬるぬると滑る快感に、余計に泣きたくなる。
「だから! そいつの名前出すなって!」
バンと片手が強くソファを叩いた。
「ごめ……んなさ、っ、あぁ……っ」
嗚咽と喘ぎが混ざり合ってが響き始めた時だった。
――ガラッ。
この部屋のドアが開いたのだ。
