放課後は、ヒミツの待ち合わせ。(R18)
第10章 間違いと後悔
触れるたび甘い声を漏らす姫路さんが可愛くてどうしようもなかった。
胸の奥からこみ上げるような熱さ。
それを感じるたびに、鼓動は大きく速くなっていく。
『あぁ……っん、小笠原くん……』
快楽にゆがめる顔がえろくて、されるがままの体がみたことないくらい綺麗で。
キスしたいって、めちゃくちゃ強く思った。
だから『唇にキスしていい?』なんて、お願いに似たことを口走って。
唇が触れた瞬間、全身が心臓なんじゃないかってくらい、バクバクと音を立てた。
”姫路色葉”にははじめっから、理性を吹き飛ばされていた。
その始まりの日を境に、いつだって俺の目は狩人のように、獲物から離れてくれなくなった。
……気が付けば色葉を、目で追ってる。
だから誰かが俺の獲物に手を付けようとすれば、反射的に体が動いた。
まるで色葉を自分のモノにしてしまいたいみたいに、独占欲が沸いてしまう。
色葉は『俺のお気に入りだから』きっと、そうしてしまうんだと思う。
色葉のおとなしくて可愛らしい雰囲気と、そこからまるで想像もつかない色気が俺の理性を崩壊させる。
放課後の教室で、色葉に勉強を教えたあの日がいい例だ。
キスして、足りなくて、もっと深くキスして、もっと欲しくなって。
『もっとシよ……?』
俺は場所も考えず、まるで本能のまま欲情に完敗して、色葉を攻めた。
それが色葉をあんな目に合わせることになる引き金だと、想像する余地なんて、
あの時の俺には、どこを探してもなかった。
胸の奥からこみ上げるような熱さ。
それを感じるたびに、鼓動は大きく速くなっていく。
『あぁ……っん、小笠原くん……』
快楽にゆがめる顔がえろくて、されるがままの体がみたことないくらい綺麗で。
キスしたいって、めちゃくちゃ強く思った。
だから『唇にキスしていい?』なんて、お願いに似たことを口走って。
唇が触れた瞬間、全身が心臓なんじゃないかってくらい、バクバクと音を立てた。
”姫路色葉”にははじめっから、理性を吹き飛ばされていた。
その始まりの日を境に、いつだって俺の目は狩人のように、獲物から離れてくれなくなった。
……気が付けば色葉を、目で追ってる。
だから誰かが俺の獲物に手を付けようとすれば、反射的に体が動いた。
まるで色葉を自分のモノにしてしまいたいみたいに、独占欲が沸いてしまう。
色葉は『俺のお気に入りだから』きっと、そうしてしまうんだと思う。
色葉のおとなしくて可愛らしい雰囲気と、そこからまるで想像もつかない色気が俺の理性を崩壊させる。
放課後の教室で、色葉に勉強を教えたあの日がいい例だ。
キスして、足りなくて、もっと深くキスして、もっと欲しくなって。
『もっとシよ……?』
俺は場所も考えず、まるで本能のまま欲情に完敗して、色葉を攻めた。
それが色葉をあんな目に合わせることになる引き金だと、想像する余地なんて、
あの時の俺には、どこを探してもなかった。