
放課後は、ヒミツの待ち合わせ。(R18)
第10章 間違いと後悔
反省と後悔にさいなまれながら、説教を食らい終えて理事長室を出る。
すぐに校舎を走り回って青井先輩を探した。
動画をすぐにでも消さないとまずい。
ぎりっと奥歯をかみしめて床を蹴る。
特別棟から受験生が多く使う図書館へ行こうとした時だった。
――ガンッ。
普段使われていない相談室から何かがぶつかるような大きな音が聞こえて、足が止まった。
なんだ?
微かに聞こえる話し声に耳を寄せたとき。
『あぁーっ……や、あぁん……』
聞き覚えのある甘い声が俺の鼓膜を震わせた。
ぞわぞわと鳥肌が立って血の気が引いていく。
色葉の甘い喘ぎにそっくりだ。
――ガラッ。
ドアを開けた瞬間頭が真っ白になった。
両手を縛り付けるネクタイの緑。
はだけたブラウスの中に、白い肌がむきだしで、ピンと立ち上がった乳首が唾液でてろてろと光っている。
床に落ちた下着。
何も身に着けないスカートの中、先輩のモノが色葉にあてがわれて……
――バキッ。
気付いたら先輩は、壁に体を打ち付けていた。
遅れてじんじんと痛む自分の握りこぶしに気づく。
すぐに校舎を走り回って青井先輩を探した。
動画をすぐにでも消さないとまずい。
ぎりっと奥歯をかみしめて床を蹴る。
特別棟から受験生が多く使う図書館へ行こうとした時だった。
――ガンッ。
普段使われていない相談室から何かがぶつかるような大きな音が聞こえて、足が止まった。
なんだ?
微かに聞こえる話し声に耳を寄せたとき。
『あぁーっ……や、あぁん……』
聞き覚えのある甘い声が俺の鼓膜を震わせた。
ぞわぞわと鳥肌が立って血の気が引いていく。
色葉の甘い喘ぎにそっくりだ。
――ガラッ。
ドアを開けた瞬間頭が真っ白になった。
両手を縛り付けるネクタイの緑。
はだけたブラウスの中に、白い肌がむきだしで、ピンと立ち上がった乳首が唾液でてろてろと光っている。
床に落ちた下着。
何も身に着けないスカートの中、先輩のモノが色葉にあてがわれて……
――バキッ。
気付いたら先輩は、壁に体を打ち付けていた。
遅れてじんじんと痛む自分の握りこぶしに気づく。
