テキストサイズ

放課後は、ヒミツの待ち合わせ。(R18)

第14章 夏祭りと朝焼け

「あっ、あぁっ、あん、んんーっ」


もっとよがって。


「こっち見て、色葉」


目が合う。それだけでじわりと体温が熱くなっていく。


「色葉……っ」


好きだ。
大好きだ、色葉。


腰を振りながら、挿入部に目を落とす。
色葉と、繋がってる。


そして俺だけを見つめ、俺にあえぐ色葉を上から見下ろせば、


……色葉を独占するまぎれもない快感。



どんどんと膨れ上がる感情に煽られて、射精感が強まっていく。



「……イ、く」


「んんっ、来て……っ」



ラストスパートをかけて、ぞわぞわと鳥肌が広がって、色葉の中で体が震えた。


耐え難い快感にびく、びく、っと波打つ俺のが落ち着いたとき、倒れ込むように色葉を抱きしめた。



「はぁ……っ、はぁ……っ」



息が上がる俺の体に色葉の柔らかな胸が隙間なく張り付く。



「……キスしよ」



掠れる声でそう言うと、色葉は唇を向けてくれた。


触れるようなキスを何度も交わす。


まだ抜きたくない。このままいたい。


どっときた疲れのせいなのか、


色葉の温もりのせいなのか。


……ずっと触れたかった色葉に触れられたからなのか。



どれが正解かわからないけど、強烈な睡魔に襲われた俺はいつのまにか眠っていた。



色葉が優しく頭を撫でる感触を感じながら。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ