放課後は、ヒミツの待ち合わせ。(R18)
第15章 本当の好き
「色葉って、あんな容姿だから今までいろんな人に言い寄られきたけど、誰かすきになったことなんかなかったの」
「……へぇ」
「結構ため込むタイプだからあんまり私のこと頼ったりもしなくて。幼馴染なのに相談とかも全然されたことないんだ」
そんな……!
いつも頼りにしてるのに……。
……ていうよりも、あたし今まで澄くん以外のことでこんなに悩んだことなかったんだよ。
「でもね、小笠原くん。今回の色葉は違った。初めて私とミナを頼ってきた。泣きながら、小笠原くんとの関係も先輩とのことも話してきたの」
全部事実だけど、泣いたとか言わないで……。
恥ずかしすぎて頬に両手を当ててしまう。
「……へぇ」
「結構ため込むタイプだからあんまり私のこと頼ったりもしなくて。幼馴染なのに相談とかも全然されたことないんだ」
そんな……!
いつも頼りにしてるのに……。
……ていうよりも、あたし今まで澄くん以外のことでこんなに悩んだことなかったんだよ。
「でもね、小笠原くん。今回の色葉は違った。初めて私とミナを頼ってきた。泣きながら、小笠原くんとの関係も先輩とのことも話してきたの」
全部事実だけど、泣いたとか言わないで……。
恥ずかしすぎて頬に両手を当ててしまう。