放課後は、ヒミツの待ち合わせ。(R18)
第15章 本当の好き
「わかった。百歩譲って付き合う話は置いといて、この前セフレでもいいから会ってって色葉に言われたんでしょ?
それをなんで保留にするの?直前までヤってたくせに! どんなご身分!?」
苛立ったサラの声に、澄くんの落ち着いた声が返ってくる。
「……セフレを保留にしたつもりはないよ。普通に会って喋るか保留にしただけ」
「え……じゃあ、色葉と縁を切るかどうかで迷ってんの?」
息が止まった。
澄くんはあたしと縁を切りたいって思ってるの……?
じゃあなんで、抱いたの。
それをなんで保留にするの?直前までヤってたくせに! どんなご身分!?」
苛立ったサラの声に、澄くんの落ち着いた声が返ってくる。
「……セフレを保留にしたつもりはないよ。普通に会って喋るか保留にしただけ」
「え……じゃあ、色葉と縁を切るかどうかで迷ってんの?」
息が止まった。
澄くんはあたしと縁を切りたいって思ってるの……?
じゃあなんで、抱いたの。