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放課後は、ヒミツの待ち合わせ。(R18)

第3章 ハジマリの日



彼の視線が胸に向いたのがわかって慌ててブラをつけたら、


「……っ」


ブラのカップに乳首がこすれて、まだ違和感の残る下半身がキュンとしてしまった。


そんなあたしの反応を小笠原くんは見ていたみたい。



「……あ、ごめん。もしかして胸攻めすぎた? 痛い?」



もう……。本気で心配しないで。


……感じちゃっただけなのに。


なんでもないって、こんなに首を振っているのに、小笠原くんはそっとブラをめくりあげる。



「……きゃ」


さっきまでアンナコトしてたとしても、こんなの恥ずかしいよ……!


隠そうとしたけど、もうじろじろと見られていて……手遅れ。


「……っ」


「よかった。傷はなさそう」



も……小笠原くんの、心配症……。


息がかかりそうな至近距離で、あたしの胸を持ち上げて、胸の先をみている視線。


……そんなに見ないで。


心臓があばれて、どうにかなりそう。


つんと、ピンク色の先が固くなっていくのがわかる。



さっき、シたばかりなのに、こんなの……。恥ずかしい。



唇を噛んで赤らんでいく頬の熱を感じていると、



「ちょっと赤いかも。なんか塗るものある?」


「え?!」


「ボディクリームとか」


そう言われてカバンから取り出すと、チューブからクリームを押し出した小笠原くんは

指先にとって、

あたしの乳首にくるくると塗りはじめた。



まだ敏感な今、そんなことされたら。



「……んっ、ふ、あ……いやぁ……」



いやらしい声が出てしまうあたしを
小笠原くんの薄茶色の瞳は愉しげに見ている。


……っ、これって多分わざとだ。


反対の乳首も優しく優しくいじめられて。


あたしは小笠原くんの制服を握りしめて、体を小さく震わせた。


「……はい、完了」



くすりと笑ってボディクリームを返す小笠原くん。



「……あ、ありがとう……」



最後にうずきを残す彼は、なんてずるいんだろう。


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