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放課後は、ヒミツの待ち合わせ。(R18)

第4章 懐疑的なキス

脳内再生はとまることを知らなくて。


小笠原くんの指が触れた瞬間を思い出してしまう。


グチュといやらしい音をたてて、あたしの中の一番きもちいところを突くように抜き挿しする長い指。


親指でクリトリスの膨らみをくりくりと転がされて……。



ああもう、思い出しちゃ駄目。


どんどん苦しくなっちゃうから。


そうやって一限が終わった休み時間。


ぬれてしまった椅子をお尻の下にティッシュを滑り込ませて、ばれないように拭いてから、トイレに立った。



「色葉ぁー?」


トンっと背中を叩かれてびくっとした。


「え……っ?」


「トイレいくの?ミナも行くー」


こんなあたしをなんにも知らないミナが、並んで歩き始めた。


トイレの個室でペーパーで何度もあそこを拭いているのに、溢れてくる蜜は止まってくれない。


それどころか、刺激がほしくてたまらなくなってる。


「……っ、ふ」


ペーパー越しに秘部に指を押し付けて


そんなんじゃ足りなくて、直接触ってしまおうとした時


「色葉ー? まだー?」


トントンとドアを叩かれて慌てて下着をはきあげた。


「ごめん……ちょっと立ち眩みしちゃって」


「えぇ?大丈夫!?」


「うん。昨日寝不足だったせいだと思うから」


「無理しないでよ?」


それっぽい言い訳を並べてトイレを後にした。


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