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放課後は、ヒミツの待ち合わせ。(R18)

第6章 初夏の体操着

締め付けの無くなった胸元、浮き上がったブラの感触。


胸が透けないように、背中を丸めて両手をクロスさせて胸を覆い隠すと。


「駄目。隠すな」


あたしの両腕を澄くんの片手が捕獲して、部室のひやりとした壁に背中を押し付けられた。



壁に張り付いて、不機嫌な澄くんを恐る恐る見上げる。


「その不安そうな顔ね、残念ながらそそられるんだよ」


伏目で言う彼は、ほんの少し、口角をあげた。


「……おしおきね」


「……あ……やぁん……っ」



体操着の下でブラからずれてツンと主張する固くなった先を布越しに唇で食まれた。



クニクニと絶妙な強さの刺激が身体を震わす。


だめ、こんなの……。


「澄く……っ、チャイム、鳴っちゃうから……あぁ……」


「鳴ればいいよ。そしたら60分も楽しめるじゃん」


壁に押さえつけられたまま、ね?と笑う目があたしの視線と絡まる。


「……カラダ見せて。俺だけに」



体操着をまくりあげて、澄くんは触るでも舐めるでもなく、ただじっとあたしの胸を見ている。


「……やだ。そんなに見ないで……はずかしい……」



そんな声は“お仕置き”中の彼に届くわけもなく、いたずらに息を吹きかけられた。



少し湿っていた胸の先に「ふー」と風がかかって、反応してしまって……。


「はぅ……」


「……触ってほしそうに勃ってるね」


あたしは真っ赤な顔を背け、唇をかみしめる。


こんな羞恥心ってないのに。


澄くんはかがんで、あたしの乳房を柔らかな舌で舐め始めた。

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