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放課後は、ヒミツの待ち合わせ。(R18)

第8章 放課後の教室で

はぁ、と熱い息を漏らす彼もあたしと同じくらい、欲情してるのかもしれない。


「……部室で?」


「今すぐ。色葉のことめちゃくちゃに攻めたい」


向かいあう瞳は、熱を持っていて。


「気持ちいコト、してあげる」


彼は妖艶な微笑をあたしに向けた。


「……きゃっ」


席の横に立つあたしのそばにしゃがみ込んだ澄くんは、あろうことかあたしのスカートをそっと持ち上げた。


「……や、だっ」


スカートを抑えようとした手は案の定彼にはじかれて、


「これ、あたらしい下着?」


「……う……うん」


「黒の紐パンって、色葉の趣味?」


「え……いや、その」


「俺のために選んだ?」


「……っ、」


「図星だね」


嬉しそうな声が嬉しくて声が詰まる。



「すげー可愛い。めちゃくちゃえろい」


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