
キツネ様の日記帳~鬼畜変態野郎と〇〇プレイ~
第9章 鬼畜変態野郎とお口でプレイ
冗談を言ってる場合ではなくて、これは予想外の展開だ。でもおしっこを出しとかないと、魔界の入り口まで遠いし、途中でトイレに行きたくなっても、お店もトイレもないような所だ。だからってまたお店のトイレでお漏らしプレイをしなくても。
「……うー……」
「もう慣れてんだろ。さっさと出せよ」
「さっさと出せるか!出てけよ、この鬼畜変態野郎!」
扉に背を預けて腕組んで偉そうに突っ立ってる鬼畜変態野郎をにらむと、「やれやれ」とあきれられた。
「今さら照れる仲でもねーだろ」
「照れるとかの話じゃないの!」
「あー、ハイハイ、後ろ向いてりゃいーんだろ。ったく、めんどくせーキツネだぜ」
めんどくさそうに背中を向けた鬼畜変態野郎に拳を握りしめた。そうじゃなくてトイレから出て行けって殴ってやりたいが、殴った所で出て行かないだろうし、別のお仕置きに発展しそうだ。どう考えても殴り損になりそうなので、気は進まないけど、さっさと出すことにした。
慣れたもので、何の抵抗もなく、ズボンと下着を脱いで便座に座る。んじゃ出すぜってキュッとおなかに力を入れたら、ナカからゴポゴポと液体が溢れてきた。
「ッッ」
おとといから昨日にかけて、いっぱい出されたからなんだろうけど、今、出てこなくても。出した野郎と同じでタイミングが悪い。
……あれ?……これって普通?
ナカダシをした次の日の話って雑誌で見たこともないし、エッチな本でもそれに関することを見たこともない。ナカダシ直後なら垂れるって知ってるけど。
精液って思ってたけど、実は違う液体だったりしないよね?鬼畜変態野郎の精液だよね?
「ねぇ、ねぇ」
私に背中を向けてる鬼畜変態野郎の上着をガシッとつかんだ。
