
キツネ様の日記帳~鬼畜変態野郎と〇〇プレイ~
第2章 鬼畜変態野郎と首輪
「アハッ、アハハハ!!御主人様って!アハハハハ!!バカだ!ここに真面目なバカが居る!アハハハハ!!」
おなかが痛くなるほど面白すぎて、笑いが一向に収まらない。鬼畜変態野郎は、散々笑われてるにも関わらず、相も変わらず真顔で歩いている。だから調子に乗って、笑いが収まるまで笑ってやった。
「ねぇねぇ、【ご主人様】と呼ばせたい相手から笑われるってどんな気分?それでも【俺がご主人様だ】って思うの?なにその鋼のハート!ウケるんですけど~。アハハハハ!」
「おーい!」
笑っていると遠くから声がした。周囲を見渡すと、見るからに優しそうなお兄さんが、こちらに手を振りながら走って来ている。鬼畜変態野郎はそれを見て舌打ちをしていた。
「知り合い?」
鬼畜変態野郎に聞いたら、めんどくさそうにうなずいていた。
「おまえが魔族だとバレると面倒だ。臨機応変に、話を俺に合わせろよ」
「わかった」
外面用の笑顔を張り付ける。お兄さんは、「久しぶり~」と笑いながら近づいて、鬼畜変態野郎に言った。
「かわいい子を連れてるね。もしかして、彼女だったり~?」
何て言うんだろうと思い、鬼畜変態野郎を見ると、相も変わらず真顔でこう言った。
「そうだ」
私の笑顔がピシャリと固まった。当たり前のようにウソをついた。でもここで彼女じゃないって言えば、じゃあ誰だよって、何か面倒な流れになるかもしれない。どうせもう会うこともない人間だろうし、すごく嫌だけど、ここは話を合わせおこう。
「どうも初めまして~。いつも鬼畜……この人がお世話になってます~」
「何だよ~、彼女がいるんなら教えろよなぁ~。こーーんなかわいい彼女とどこで知り合ったんだよ」
「拾った」
「拾った?」
「拾った」
おい貴様何を言っている!?と言わんばかりの視線を送ってると、相も変わらずの真顔でペラペラとウソをつきはじめた。
「主人に痛めつけられていたところを助けてやった。そりゃもうひどかった」
な?と言わんばかりに、私に視線を寄越してきた。そのせいでお兄さんも私を見てきた。なんだこのウソの連鎖。でも今さら彼女じゃないって言いにくいし、話を合わせるしかない。
おなかが痛くなるほど面白すぎて、笑いが一向に収まらない。鬼畜変態野郎は、散々笑われてるにも関わらず、相も変わらず真顔で歩いている。だから調子に乗って、笑いが収まるまで笑ってやった。
「ねぇねぇ、【ご主人様】と呼ばせたい相手から笑われるってどんな気分?それでも【俺がご主人様だ】って思うの?なにその鋼のハート!ウケるんですけど~。アハハハハ!」
「おーい!」
笑っていると遠くから声がした。周囲を見渡すと、見るからに優しそうなお兄さんが、こちらに手を振りながら走って来ている。鬼畜変態野郎はそれを見て舌打ちをしていた。
「知り合い?」
鬼畜変態野郎に聞いたら、めんどくさそうにうなずいていた。
「おまえが魔族だとバレると面倒だ。臨機応変に、話を俺に合わせろよ」
「わかった」
外面用の笑顔を張り付ける。お兄さんは、「久しぶり~」と笑いながら近づいて、鬼畜変態野郎に言った。
「かわいい子を連れてるね。もしかして、彼女だったり~?」
何て言うんだろうと思い、鬼畜変態野郎を見ると、相も変わらず真顔でこう言った。
「そうだ」
私の笑顔がピシャリと固まった。当たり前のようにウソをついた。でもここで彼女じゃないって言えば、じゃあ誰だよって、何か面倒な流れになるかもしれない。どうせもう会うこともない人間だろうし、すごく嫌だけど、ここは話を合わせおこう。
「どうも初めまして~。いつも鬼畜……この人がお世話になってます~」
「何だよ~、彼女がいるんなら教えろよなぁ~。こーーんなかわいい彼女とどこで知り合ったんだよ」
「拾った」
「拾った?」
「拾った」
おい貴様何を言っている!?と言わんばかりの視線を送ってると、相も変わらずの真顔でペラペラとウソをつきはじめた。
「主人に痛めつけられていたところを助けてやった。そりゃもうひどかった」
な?と言わんばかりに、私に視線を寄越してきた。そのせいでお兄さんも私を見てきた。なんだこのウソの連鎖。でも今さら彼女じゃないって言いにくいし、話を合わせるしかない。
