キツネ様の日記帳~鬼畜変態野郎と〇〇プレイ~
第3章 鬼畜変態野郎と野外でお漏らしプレイ
私は裸になった。
太陽の光が直接肌に当たる。ジリジリ焼いて肌を熱くさせる。ちょっぴり冷たい風が肌をくすぐってきたけど、熱を冷ますどころか余計に熱を帯びさせた。
全てを隠したい。それを我慢して、うつ向いたまま肌をさらした。
「動物に服は不要だな」
鬼畜変態野郎が近付いてきた。目の前にしゃがんで、首輪をそっとなでた後、その首輪にリードを取り付けた。
「マテ」
そう言って立上がり、また元の位置に戻りタバコに火をつけた。ふぅと、はき出されるタバコの煙が風に流され消えていく。
この壊れそうな羞恥心も、風に流され消えていけばいいのに。そう願っても、壊れそうな羞恥心はここにある。
服を着たい。消えたい。恥ずかしくて死にたい。勇者討伐のためとはいえ、何かいろいろ間違っている気もしてきた。
ごちゃごちゃ考えてしまう前に、首輪を引っ張られた。今から命令されるみたいだ。外で裸になったんだもの、あとはおしっこを出して終わり。もう少し耐えるの。頑張って、キツネ様。
「オスワリ」
「へ?」
「オスワリ」
予想外の命令に驚いた。でもオスワリは約束と違うからって抗議する前に、鬼畜変態野郎は続けて言った。
「どうした?もう二回目だぜ。次やらなかったら三回目だ。言っただろ。一回や二回の失敗はそれなりに許すが、三回目はないと。アホでもその意味が分かるだろ。……やれ」
鬼畜変態野郎の脅しに唇をかんで、地面に膝をついた。オスワリじゃないけど、これが限界だった。でも鬼畜変態野郎は私の限界なんぞお構いなしに、次の命令を下した。