キツネ様の日記帳~鬼畜変態野郎と〇〇プレイ~
第3章 鬼畜変態野郎と野外でお漏らしプレイ
「地面に手をつけろ」
この体勢で地面に手をつけたら、四つん這いの完成だ。首輪とリードを付けて、外で全裸で四つん這い。そんなのできるわけがないじゃんって叫びたいけど、やるまで続くし、潔くサッとやってしまおうと、地面に手をつけた。すかさず次の命令がくだされた。
「オイデ」
「オイデって?」
「そのままの体勢で俺の所まで来いって意味だぜ」
「……んん?」
「動物らしく四足歩行でここまで来い」
首輪とリード付けて、外で全裸で四つん這い、最後にオモラシプレイの時点で限界点を突破してるのに、動物らしく四足歩行プレイを追加するの?
確かにキツネは四足歩行だけども、私はハーフアニマルで人間寄りだ。歩き方も人間寄りなんだ。
もともと人間は四足歩行。進化の過程で二足歩行になったわけで、何で今さら退化しなければならないのだ。
「進化を止めた先に人間の明るい未来はないと思うの!」
「裸で四つん這いになってるキツネが何を言ってんだ」
全くその通りなのでぐうの音も出ない。
「オイデ」
「やだ」
「俺を夢中にさせて落とすんだろ?」
「うん」
「だったらモタモタするな。……オイデ」
「……うー……」
「ごねても無駄だぜ。やるまで待つ」
首輪をグイッと引っ張って「来い」と促してくる。夢中にさせてクザリ一発のために頑張りたいのに、一歩も動けない。
鬼畜変態野郎の居る所まで、たかが数メートルの距離だ。歩数でいくと十歩も満たない距離。ほんの少しの距離なのに、そこまでを歩く勇気がない。
外で裸で首輪にリード、四つん這いの時点でいろいろなモノを奪われてるのに、普通に歩く事も奪われるなんて!
これで歩いたらガチでペットだ。飼われる事をえらんだ時点で、鬼畜変態野郎のペットなんだけども、こんなのムリ。これ以上の醜態をさらすなんて……