
キツネ様の日記帳~鬼畜変態野郎と〇〇プレイ~
第5章 鬼畜変態野郎と縛りプレイ
そもそも縄で体を縛るって何!?そんなプレイは聞いたことがないけど!いや、罪人を捕らえるっていう意味じゃ縄を使ったりするけど……そうね、そういった意味じゃ縄を巻いてるね、体に。でもキツネ様は無実よ!何なのよ、何で濃いプレイを求めてくるのよ、この鬼畜変態野郎!
でも何が嫌かって、根っこが変態ドMなせいで、この濃いプレイを受け入れ始めてしまう、エロいことに好奇心満載の自分が物凄く嫌だ!
「……覚悟しろと言ったはずだが、……おまえじゃさすがに無理か。……他の女をあたる」
うだうだ考えてる私の手から縄を取り上げてきたので、とられないようにギュッと縄を握り締めた。
「やるの!」
「無理しなくてもいいんだぜ」
「やるったらやるの!だから他の女とかないの!あんたには私だけなの!また変なことを言ったらその首に噛みついてやる!ガウガウッ!」
「何だそれ、無自覚にもほどがあるぜ」
「無自覚?早くやるよ!」
フンッと息を荒くして待ってると、「服を脱いで立て」と言われたので、下着姿になって便座の上に立った。
今から縄で縛られる。初めての感覚。そう思うとドキドキが止まらない。やっぱり変態ドMだ。我ながら情けない。
「やるぜ」
「うん」
一本の長い縄を首にかけられた。それが始まりだった。
