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キツネ様の日記帳~鬼畜変態野郎と〇〇プレイ~

第5章 鬼畜変態野郎と縛りプレイ


大丈夫、そう自分に無理やり言い聞かせて、縄の上から服を着た。鬼畜変態野郎のところに戻ると、いつぞやのお兄さんが鬼畜変態野郎と話していた。


「おおっ、久しぶりだね」

「どうもお久しぶりです~」


あいさつをしながら、ぎごちない歩みで二人に近づいて行く。もっとしゃんと歩きたいけど、そんな余裕もない。普通に歩くだけで縄が責めてくるんだ。

特にアソコに当たるコブが大問題。縄の結び目がクリトリスに当たって、グリグリと押し潰してきてる。歩くとグリグリ擦れに擦れまくって、あーん、もうイヤだ!何かアソコもクリトリスも腫れぼったくなってる!って感じで半泣き状態。


「ほらよ」


それを知らない鬼畜変態野郎が私に手を差し出してきた。これは何のつもり?と首をかしげても、鬼畜変態野郎は相も変わらず無言で無表情だ。

とりあえずその手のひらに、自分の手を置こうと手を伸ばした。縄がギュッと食い込んだせいで、「んっ」と声が漏れてしまった。


「……っ」


体に食い込む痛みに、ゾワッとした感覚が走る。それを増幅させるグリグリが、女の弱点をイヤでも責めてくる。

変な声を出した言い訳をしたいのに、擦れるグリグリが気持ち良くなってきて、出てくるのは吐息だけ。


「……はぁ、……あッ」


鬼畜変態野郎の手が私の手をつかんだ。ぎっしりと力強く。そのせいでビクッと体が揺れて、その振動で声が漏れた。すぐに口をふさいだけど、腕を上げたことで縄が食い込んで、何だこれ……ゾクゾクが終わらない。


「……何か……この前と雰囲気が……」


そんな私をお兄さんが怪しむように見ている。縄で縛られてる私を、縄に遊ばれてる私を見てる。その視線すら【何か】に火をつけてきた。

自分の中のそれが怖くなって、見てほしくなくて、鬼畜変態野郎の腕にしがみついて隠すように顔を埋めた。

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