
キツネ様の日記帳~鬼畜変態野郎と〇〇プレイ~
第7章 鬼畜変態野郎とはじめての
もし動いてしまえば、処理が甘い脇がポロリ。いろいろと差し引いても、処理が甘い脇は絶対に見られたくない。我慢だ。脇ポロリに比べれば、こんな体勢なんてことねーぜ!って考えるんだ。
「何だよ、抵抗は終わりか?」
「……ふぐぅ……」
「まっ、裸になるのは慣れてるよな」
「ふッ!!?」
チョキンッとハサミの切れる音がした。股の辺りがスースーとし始めた。ハサミで切ったのだ。私の下着を断りもなく、チョキンッと。これぞ裸で正常位、アソコが丸見え状態。鬼畜変態野郎にガッツリ見られている。しかしそれも今さらだ。冷静になろう。
ふぅ~っとため息をはいて、「そういや口枷つけてんのにヨダレが出てこないな、仰向けだと出にくいのかなぁ」って、天井を見ながらそんなことを考えてると、頬っぺたをなでられた。
目だけを動かして鬼畜変態野郎を見ると、一枚の布を持っていた。その布を目に巻き付けて、次は視力を奪ってきた。
手と言葉、視力を奪ったご主人様は、指先で体中をなで始めた。こんなの今までの変態プレイに比べれば大したこともない。
くすぐったさでピクッと反応してしまうけど、まだ我慢できる。それよりも脇ポロリを防がねば。そう言い聞かせて、脇ポロリに意識を集中させてると、ガチャガチャゴソゴソと何かしてるっぽい鬼畜変態野郎が声をかけてきた。
「鬼畜変態野郎に裸を見られ、触られるってどんな気分だなんだ?」
……愉快ではないなと思った。
「オモラシも、緊縛も、痛みでイクことも、俺に教えられた。……好きでもねぇ男と変態行為してんだぜ。尻軽変態女だな」
あんたに言われたくないと思った。
「それを教えた俺を、もう少し警戒した方が良かったんじゃあないか?」
「……ふぇ?」
「俺の欲望を甘く見すぎなんだよ、おまえは」
ご主人様は一体何をしたんだろう。触れ合ってる所がやけに熱っぽいし、アソコの上に固い何かが当たってる。それを確認したいけど、視界ゼロで何も見えない。
