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キツネ様の日記帳~鬼畜変態野郎と〇〇プレイ~

第1章 鬼畜変態野郎とお漏らしプレイ

生きるためとはいえ、数年前から親にですら見せていないキツネ様の裸を、何で初対面の鬼畜変態野郎に見せなければならないのだ。

変態に見せるために成長してきたわけじゃないし、放尿を見せる変態的趣味もない。だったら鬼畜変態野郎が折れるまで我慢してやる。

「あんたもトイレを我慢してるんでしょ!?」
「まぁな」
「ふははは!我慢比べだああ!!あんたがトイレを訴えたらキツネ様の勝ちってことでトイレに行かせてもらうぜええ!」
「どーぞお好きに」

希望の光が見えたってことで、歯を食い縛り、冷や汗を流し、恥ずかしいが股間を押さえ、あそこにギュウっと力を入れて、一生懸命我慢した。

「……ハァ……ハァ……ハァ……」

バスルームに自分の荒い息が響く。股間を押さえても、もう何の効力も感じない。今にも出そう。すぐに出そう。お尻に力を入れても無駄無駄無駄ァ。

「……たすっ……けて……」

拳を作って壁を殴った。もう力を込めて殴ることは出来なくなっていた。ズルズルとその場に座り込む。ひんやりとしたバスタブがあそこに触れて、マジでチョビ漏れして涙が出た。

何でこんなことになったんだろ。世界を混沌に導く勇者をぶっ殺すためにここまで来たのに、何で全裸と尿意とバトルをしてるんだろ。どこでどう間違えたんだろ。

勇者を殺そうとしたから?でもこいつ勇者ってよりも、魔族よりも魔族している鬼畜変態野郎なんだぞ。生き物として最低で最悪なやつなんだぞ。乙女の純潔とトイレ事情に首を突っ込み、それを使って最低で最悪なことをしてくるやつなんだ。殺されたって当然だ。

「……ふええ……もれちゃうぅ……」

今にも尿意に負けそうで涙がボロボロとあふれていく。水分が出ているのだから、これで尿意が引っ込んでくれたらいいのに、相も変わらず尿意はそこにある。うわあっと泣く私に、鬼畜変態野郎は言ってきた。

「もう諦めて服を脱げ。それでその苦しみから解放されるんだぜ」
「……かいほう……」

正直に言うと、純潔を守るとか、排水口で放尿とか、もうどうでもいいって思うほどの尿意が私の心をむしばんでいる。

いっそのこと裸になっておしっこをしようか。そうすれば、泣くほどの苦しみから解放される。しかも生きられる&仲間と認めてくれるという特典付き。

一時の恥を我慢すればイイコトだらけ。

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