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第3章 接触

いよいよ今日は、斎藤さんのお宅へ訪問する。常連になるまでは、浅井は連れていかない。

電車を乗り継ぎ、最寄りの駅に到着すると、斎藤さんに電話を入れてからお宅に向かう。

5分ほど歩くとお宅に着いた。門の所で呼び鈴を鳴らすと斎藤さんは、直ぐに出て来て、

「お待ちしておりました。どうぞ」

と門を開けた。恭子は、

「申し訳ありません。お時間を取って頂いて……。」

というと、

「良いんですよ!暇ですから、お話相手がいてくれた方が。」

と言って、玄関を開けて中へ招き入れてくれた。

「良いお宅ですね!とっても綺麗で……。」

と恭子が言うと、

「築5年くらいなんですよ。毎日することないので、お掃除ばかりしているもんですから……。こちらへどうぞ。」

とソファーのある部屋に通され、お茶を出してくれた。

旦那さんは、中央官庁に勤める公務員らしい。エリートだ!だから、こんなに良い暮らしが出来るんだと恭子は思う。
おそらくかすみさんも良いところのお嬢様ね。かすみさんとは言うまでもなく斎藤さんの名前である。

かすみも座り、いよいよ本題に入る。

「かすみさんのバストは、だいたいDかEカップだと思うのですが、まずはサイズを測っても良いでしょうか?ブラジャーは、サイズが合っていることが重要ですから。」

と恭子が言うと、かすみは、

「たぶんEくらいだと思って、いつもEカップのを購入しています。」

「それでは、測ってみますね!上だけ服を脱いで頂けますか?」

と恭子が言い、かすみが服を脱いでブラジャーになる。

「うーん、悪くはないですけど、もうちょっと下から支えた方が胸が上がって見えるかも。すみませんが、ブラもはずしていただいて良いですか?」

と言って恭子が後ろのホックを外すと、かすみは胸を腕で隠して

「恥ずかしいですね!」

という。

「大丈夫ですよ!女同士ですから!」

と恭子が言うも、女同士でも裸を見られるのは恥ずかしいようだ。

「じゃー、ちょっと緊張をほぐしましょうか?私も上半身裸になるわ!」

と言って、恭子もシャツを脱ぐと、

「これがうちの製品なの!どうですか?」

と言って、自分の胸を見るように促した。




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