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第3章 接触

恭子は、シャツを脱ぎ、ブラジャー姿になると、ブラジャーも取って胸を顕にした。

かすみは、「綺麗だわ、恭子さん、とっても綺麗……。」

「そんなことないわよ!でも、確かにこのブラジャーのおかげで胸の形は整っていると思うの!それじゃー、胸測らせてもらっても良いですか?女同士だもの!」

と恭子は言いながら、かすみの腕を軽く掴むとゆっくりと胸から離す。

「かすみさんだって綺麗じゃない!垂れてるって言ってもほんの少しだからブラジャー変えればもっと見た目も美しく見えるわよ!」

かすみは、

「そうですか?恭子さんがそう言うのなら……。」

恭子は、メジャーをかすみの胸に当てると、バストトップとアンダーバストを測定する。

「バストトップが88、アンダーバストが70だから、Dカップくらいのブラジャーがあってるかもしれないですね!少しゆるめだから、下がってるように見えたのかもしれません。とりあえず、デザインは無視して着け心地だけサンプルで確認してみましょうか?」

と言って、恭子は、白色のブラジャーをかすみの胸に当てると、後ろでホックを止めた。

「どうですか?着け心地は。」

と聞くと、

「とっても言い感じ!胸も上がって見えるわ!」

と言って、鏡の前で体の向きを変えて確認している。

「そう!気に入ってもらえた?今日は、種類を持ってきていないから、もしよろしければ、後でデザインはカタログから選んでくださいね。次回に来るときに用意して来ますから。」

と恭子が言うと、かすみは、

「是非お願いしたいわ!とってもいいもの!」

と言って、笑顔で喜んでいる。








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