
菜摘と瑠花の日常♪
第4章 修学旅行2日目
はぁ…なんでこんなことにならなきゃいけないんだろう…。
菜摘はため息をつきながら瑠花と舞ちゃんの後ろを歩く。
「こっちの道はもう見たから…あっち行ってみよう?」
瑠花は率先していろんな道を探してあげている。
瑠花の優しさはわかるけど、舞ちゃんに構ってばっかで全然私のことなんて気にしてくれない。
舞ちゃんもその優しさに甘えて瑠花との距離を着々と縮めているようにしか見えないし…。
ああ、もう散々な自由行動だ。
いっそ早く美佳と花菜ちゃんが見つかれば自由なのに…。
すると、横からつんつんとつつかれた。
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