テキストサイズ

菜摘と瑠花の日常♪

第3章 修学旅行1日目


肩にちょうどよい温かさのお湯がかかり、瑠花はぽかぽかと少し眠くなってしまう。


「…瑠花?」


菜摘はずっと黙ったままの瑠花が心配になり、優しく声をかける。


「…ん?」


「あ、眠い?」


菜摘はとろんとしてしまっている瑠花を見て、すぐに眠いんだと把握してくれた。

瑠花はそんな菜摘の優しさに癒される。


「うん、」


「じゃあ出たらすぐ寝よう。
ね?」


「うん、ごめんね…」


むにゃむにゃと目を擦りながら謝る瑠花の姿はなんだか少し幼くて、すごく可愛かった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ