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星の君と氷の私

第14章 14

「おまっ…それは反則だろ…///」

今までに見た事ないぐらい駿の顔が真っ赤で

「え、あ、えーと…」

思わず口から出ちゃってたとは言え、凄い恥ずかしいことを自分から言ってて

それ思ったらなんか急に恥ずかしくなって

駿の赤面も移って私も顔赤いのが自分でも
わかった

だって今ほっぺ熱いもん…///

なんかそんな姿見られたくなくて思わず顔を
両手で隠しちゃった

駿もなんか黙っちゃってるしどうしよう

「雫」

いつもと優しい声で名前を呼ばれながら顔から
手首を掴まれて外された

自然と駿と目が合ってしまって

もうさっきみたいに顔は赤くなくて真剣な表情だった

私、この表情知ってる

駿が…キスする時の表情だ

「キスしてもいい?」

コクって頷くことしか私には出来なくて

駿の顔が近づいてきてのを合図に私は目を閉じた

ちゅ…唇に伝わる駿の温もりはあったかくて

なんか幸せを勝手ながら感じてた笑

「ごめん、舌べぇって出して」

「べぇ」

言われた通りに出したら駿の舌が私の舌と絡んできた

これ司のお家でしたキスだ

何も考えられなくなるキス

「んっ…はぁ…」

「もっと舌絡めて。俺のに合わせるように」

駿から言われた通りにやってみると

さっきと全然違かった

なんか凄い頭が真っ白になる

ふわふわしてる気分になる

何も考えられなくなるぐらいに…

「はぁ…っ…ん…」

舌を絡めるキスをして、自分じゃないような声が
少しだけ出てて恥ずかしい

でもキスしてる時ずっと駿は手を握ってくれていた

なんかちょっと足に力が入らなくなってきた気がしたって思ったら

ガクッ…気づいたら駿に支えられていて

「ごめんごめん、やりすぎた。大丈夫?」

「う、うん、なんとか…」

「立てなくなるほど気持ちよかった?
俺とのキス」

なんて耳元で囁かれるから

「うるさい…ばか////」って言うしかなくて

結局駿に部屋の中まで送ってもらいました

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