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星の君と氷の私

第14章 14

あれから変わったことが2つあります

1つ目は大会が近くなってきているため駿と
直接話せなくなってます笑

電話とか連絡とかはしてるんだけどね

してたとしてもちょっとだけ寂しい

いや…凄い寂しいです

それは心も同じみたいで、よく2人で話してる笑

そして2つ目

駿と一緒に帰ったあの日

後ろつけられてるって思って、気のせいかなって思ってたんですけど

気のせいじゃなかったです

あれから日に日に視線とか感じるし毎日あとを
つけられるようになってしまって

1人で解決できるかなーとか気のせいだろうなって思ってたから相談とかしてなかったんだけど

毎日になってしまったのでちょっと心さんにご相談しました

「なんでそれ早く言わないの!!」

ってめっちゃ怒られて、翔くんと駿を集めてくれてすぐに話してくれた

それでそこから私は駿と帰ることになりました

バスケ部が終わる時間まで心と教室で待つことになって

駿がどうしても無理ってなった時は心と翔くんが家まで送ってくれたり

どうしてもその3人が無理ってなった場合は
担任の先生が送ってくれるようになった

担任の先生に伝えたら二つ返事で

「いいよー、もし無理そうならお昼休みまで伝えてね」

っておっけい言ってくれて担任の先生が無理なら保健の先生が送ってくれることになって

先生から防犯ブザーをもらったよね

なんともないしすぐに飽きてくれるだろうとか
思ってた

でもその頃の私は甘く考えてたのかもしれない

現実はそう簡単にいかなくて

もっと早くみんなに相談してればよかったって

素直に待ってたら良かったのかなって




































そしたらあんなことにならなかったのかもしれない

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