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星の君と氷の私

第14章 14

雫side
さっきの黒い服の人に人気のない路地裏に連れてこまれて逃げられないように足と足の間に

黒い服の人の足を入れられてる

本当に怖い…なんかさっきからこの人ずっと
息遣い荒いし…

「やっと2人っきりになれたね」

「だ、誰ですか…」

「早く2人っきりになりたかった、なのに……
あいつらがいたから…!!!」

あいつら……?

もしかして駿達のこと?

この人がずっと私の事見てたってこと!?

その人は私の髪の毛を手に取り匂いを嗅いできた

「これからは僕のものだ」

「や…やめてっ!」

「こっちはどーなっているんだろうね」

ニヤニヤしながら見てきたのは私の胸だった

え、待って……やだ……

両手で胸を隠そうとしたけどそれはもう遅くて

ワイシャツを引きちぎられた

ボタンが何個か地面に飛んで

このままじゃ本当に良くない…まずいかも

どうしたら、助け呼べる…?

声だって多分絶対出ない…

携帯だってさっき落としちゃったし…どうしよ

「震えちゃって可愛いね 下着の中どーなってるのかな?」

本当ににどうし……あ!!

私はポケットの中に入っていた防犯ブザーの紐を引きおいよく引っ張った

ジリリリ、耳に響く防犯ブザーの音が鳴り出した

「このやろ!!」

黒い服の人は私から防犯ブザーを奪い取って
鳴らないようにして遠くにぶん投げた

「お仕置が必要みたいだね」

私の両手を片手で頭上に縛り付けて

ポケットからハサミをだして、下着のフロント部分を切られて私の胸があらわになった

「可愛い胸してる、胸の先端立ってるね」

なんて言いながら片方の胸を揉んできて
胸の先端を触ってきたりしてて

「っ…やっ…だ…」

「感じちゃってるの?可愛いね」

こわい…助けて……

やだ……ほんとに嫌だ……

なんか体が反応しちゃうし…わかんない

怖い……

「下の方濡れてるのかな、確かめてみよっか」

その男が私の太ももに触れようとしたとき

「俺の彼女になにしてんの?」

私の大好きな彼の声が聞こえた

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