星の君と氷の私
第4章 4
中学3年生になって、進路とか考えないといけない時期
私たちのクラスは受験生だからといってそんなにピリついた空気にはなっていたかった
私は司と同じ都立の高校に通うために毎日司に
勉強を教えてもらうようになった
その頃からだった。
上履きを隠されたりとか机のいたずらとかそういう嫌がらせが急に始まったのは
その当時は原因がわからなかった
それにほっとけばいつかやめてくれるだろうって
そんな簡単な考え方をしていた
あのときの私に言ってあげたい
簡単な考え方はやめてって。真剣に考えてって
じゃないとこれから起こるのは悲劇にしか過ぎないよって
反応が面白くないのか嫌がらせは日に日にエスカレートしていった
体操着が無くなったり、制服が切り刻まれていたりとか
さすがにこれはやばいなって思って真子と一緒に
放課後、先生に伝えに行った
「先生、少し相談があるんですけどいいですか?」
「あぁ、どうした。」
「私…いじめられているかも知れません。」
先生に言おうかどうか迷ったよ
でも、日に日にエスカレートしていく嫌がらせに私は少しずつ耐えられなくなっていた
先生ならなんとかしてくれる。そう思っていたのに…
先生から告げられた言葉は残酷なものだった
「いじめなんてものはクラスにはない。気のせいだ」
え…なんで…?
なんで、信じてくれないの?
「先生、雫は制服とかビリビリに破かれたりしてるんですよ?」
私の代わりに真子が現状を伝えてくれた。
それでも結果は変わらなかった
「田辺、お前まで何を言うんだ。中野が自分でやったことだろ。話は終わったか?先生は忙しいんだ。」
先生は椅子から立ち上がると職員室からでていった
私達も仕方がなく職員室からでた
「何あれ…最低…」
「仕方ないよ…」
「雫、私は何があっても雫の味方だからね!」
私たちのクラスは受験生だからといってそんなにピリついた空気にはなっていたかった
私は司と同じ都立の高校に通うために毎日司に
勉強を教えてもらうようになった
その頃からだった。
上履きを隠されたりとか机のいたずらとかそういう嫌がらせが急に始まったのは
その当時は原因がわからなかった
それにほっとけばいつかやめてくれるだろうって
そんな簡単な考え方をしていた
あのときの私に言ってあげたい
簡単な考え方はやめてって。真剣に考えてって
じゃないとこれから起こるのは悲劇にしか過ぎないよって
反応が面白くないのか嫌がらせは日に日にエスカレートしていった
体操着が無くなったり、制服が切り刻まれていたりとか
さすがにこれはやばいなって思って真子と一緒に
放課後、先生に伝えに行った
「先生、少し相談があるんですけどいいですか?」
「あぁ、どうした。」
「私…いじめられているかも知れません。」
先生に言おうかどうか迷ったよ
でも、日に日にエスカレートしていく嫌がらせに私は少しずつ耐えられなくなっていた
先生ならなんとかしてくれる。そう思っていたのに…
先生から告げられた言葉は残酷なものだった
「いじめなんてものはクラスにはない。気のせいだ」
え…なんで…?
なんで、信じてくれないの?
「先生、雫は制服とかビリビリに破かれたりしてるんですよ?」
私の代わりに真子が現状を伝えてくれた。
それでも結果は変わらなかった
「田辺、お前まで何を言うんだ。中野が自分でやったことだろ。話は終わったか?先生は忙しいんだ。」
先生は椅子から立ち上がると職員室からでていった
私達も仕方がなく職員室からでた
「何あれ…最低…」
「仕方ないよ…」
「雫、私は何があっても雫の味方だからね!」