星の君と氷の私
第4章 4
今日は土曜日で学校は休みなはず
昨日メッセージで「明日は部活がないからどこか出かけないか?」って送られてきてた
なのに…学校ってどいうこと?
しかもだよ。屋上って…
私は制服に着替えて学校の屋上に向かうことにしたんだ
なんか…嫌な予感がしたから
その予感は的中することになった
私が学校の屋上に着くと、司がいた
しかもフェンスを超えた状態で
え…待って、どういうこと?
目の前に置かれている状況が理解出来なかった
私が混乱していると、ゆっくりと司が私の方に向いてきた
「久しぶりに見たな、雫の顔」
いつもの優しい声のトーンで何事も無かったかのように発せられた彼の言葉
司とは気まずくてなるべく司とは顔を合わせないように部屋から出ていた
だから、司と顔を合わせるのは司と真子が付き合っていると知ったあの日以来
「司…何してるの…」
私はなんとか振り絞って声を出した
「何って、ちょっと色々とあってさ。俺、この世から消えようと思うんだ」
この世から…消える?
それって…………
私はすぐに司の元に駆け寄ろうとした
それを司の声が止めさせたんだ
「来んなよ!!」
今までに聞いた事のないような低い声
司が怒ったとしてもこんなにも低い声じゃなかった
ビクッ…私は掛け寄らないといけないのに足を止めてしまったんだ
「ごめんな。雫」
「なんで…謝るの…」
「俺じゃ、雫を幸せにできない」
なんで…そんなこと言うの?
私は司と付き合えて…幸せだったよ?
それなのに…どうして。
そんなことない!って伝えてあげたいのに泣いているせいで上手く言葉が出ない
「泣くなよ、雫。俺は雫の笑った顔が好きなんだ」
「…最後…みたいに…言わないでよ!」
どうにかして声に出した言葉
司に思いを伝えなきゃ…司が今からやる行動を止めないと…
じゃないと…司が…司が…
昨日メッセージで「明日は部活がないからどこか出かけないか?」って送られてきてた
なのに…学校ってどいうこと?
しかもだよ。屋上って…
私は制服に着替えて学校の屋上に向かうことにしたんだ
なんか…嫌な予感がしたから
その予感は的中することになった
私が学校の屋上に着くと、司がいた
しかもフェンスを超えた状態で
え…待って、どういうこと?
目の前に置かれている状況が理解出来なかった
私が混乱していると、ゆっくりと司が私の方に向いてきた
「久しぶりに見たな、雫の顔」
いつもの優しい声のトーンで何事も無かったかのように発せられた彼の言葉
司とは気まずくてなるべく司とは顔を合わせないように部屋から出ていた
だから、司と顔を合わせるのは司と真子が付き合っていると知ったあの日以来
「司…何してるの…」
私はなんとか振り絞って声を出した
「何って、ちょっと色々とあってさ。俺、この世から消えようと思うんだ」
この世から…消える?
それって…………
私はすぐに司の元に駆け寄ろうとした
それを司の声が止めさせたんだ
「来んなよ!!」
今までに聞いた事のないような低い声
司が怒ったとしてもこんなにも低い声じゃなかった
ビクッ…私は掛け寄らないといけないのに足を止めてしまったんだ
「ごめんな。雫」
「なんで…謝るの…」
「俺じゃ、雫を幸せにできない」
なんで…そんなこと言うの?
私は司と付き合えて…幸せだったよ?
それなのに…どうして。
そんなことない!って伝えてあげたいのに泣いているせいで上手く言葉が出ない
「泣くなよ、雫。俺は雫の笑った顔が好きなんだ」
「…最後…みたいに…言わないでよ!」
どうにかして声に出した言葉
司に思いを伝えなきゃ…司が今からやる行動を止めないと…
じゃないと…司が…司が…