星の君と氷の私
第6章 6
す、好きって言った!?
え、え、いや…私、駿のこと…好きなの!?
全然わからない…!
「雫?」
「え!?」
「いや、電車乗んないの?」
「いや、乗ります!」
私は駿に遅れて電車に乗った
帰りの電車は夕方ってこともあって混んでいて
私はドアと駿の間に挟まれている状態
前を見れない…
結構混んでいるから駿との距離が凄い近い
守ってもらっているのはありがたい
けど…距離がすごい近すぎるよ!
「おっ…と」
電車が駅に着いて反対側のドアが開いたから
たくさんの人が乗ってきた
駿が両手をドアにつけて私が潰れないようにしてくれたけど
これで一気に距離が近くなって
このままキスでもできちゃうんじゃないかってぐらいに近い
やだ…さっきから心臓が凄いうるさい
顔も赤いかもしれない…
「ごめん、ちょっと我慢して」
私は頷くことしか出来なかった
だって…顔赤いかもしれないし…
私…今は駿の顔が見れない…
ずっと俯いていると私たちが降りる駅に着いた
私たちが降りる駅に着く頃には人混みはだいぶマシになっていて
スムーズに降りることが出来た
「じゃあまた今度!」
駿にそう言って帰ろうとした
けど、それはやっぱりダメだったみたい
「は?女の子1人で帰らせるわけないじゃん?送ってく」
まだ夕方なのに…
全然暗くないのに…
「ほら、帰んないの?」
「か、帰ります!」
私は駿の隣を歩いて帰ることにした
帰り道、お互い無言です
私からなんか話そうって思って話しかけてみても
「うん」とかで会話が終了
いつもだったら話してくれるはずなんだけどな
そろそろ私の家に着く頃に駿が口を開いた
「やっぱり…迷惑だった?」
「え?」
「帰りの電車、ずっと俯いてたから…」
え、え、いや…私、駿のこと…好きなの!?
全然わからない…!
「雫?」
「え!?」
「いや、電車乗んないの?」
「いや、乗ります!」
私は駿に遅れて電車に乗った
帰りの電車は夕方ってこともあって混んでいて
私はドアと駿の間に挟まれている状態
前を見れない…
結構混んでいるから駿との距離が凄い近い
守ってもらっているのはありがたい
けど…距離がすごい近すぎるよ!
「おっ…と」
電車が駅に着いて反対側のドアが開いたから
たくさんの人が乗ってきた
駿が両手をドアにつけて私が潰れないようにしてくれたけど
これで一気に距離が近くなって
このままキスでもできちゃうんじゃないかってぐらいに近い
やだ…さっきから心臓が凄いうるさい
顔も赤いかもしれない…
「ごめん、ちょっと我慢して」
私は頷くことしか出来なかった
だって…顔赤いかもしれないし…
私…今は駿の顔が見れない…
ずっと俯いていると私たちが降りる駅に着いた
私たちが降りる駅に着く頃には人混みはだいぶマシになっていて
スムーズに降りることが出来た
「じゃあまた今度!」
駿にそう言って帰ろうとした
けど、それはやっぱりダメだったみたい
「は?女の子1人で帰らせるわけないじゃん?送ってく」
まだ夕方なのに…
全然暗くないのに…
「ほら、帰んないの?」
「か、帰ります!」
私は駿の隣を歩いて帰ることにした
帰り道、お互い無言です
私からなんか話そうって思って話しかけてみても
「うん」とかで会話が終了
いつもだったら話してくれるはずなんだけどな
そろそろ私の家に着く頃に駿が口を開いた
「やっぱり…迷惑だった?」
「え?」
「帰りの電車、ずっと俯いてたから…」