星の君と氷の私
第8章 8
審査員は校長先生、音楽の先生、演劇部の顧問の先生だった
その先生から一言ずつコメントをしてもらったんだけど
それぞれの先生が毎回言葉を揃えて仰ってくれたのは
"どのキャラクターも個性があって、かつ最後のシーンはロマンチックすぎた"と
我らが国語科担任の先生が台本を書いてくれたから本当にそれを聞いた瞬間、みんなが感謝してて
最後のシーンはみんなからも言われた
「本当にキスするなんて思ってなかった」
「2人とも両思いかよって思った笑」
などなど、そして感謝も伝えられた
担任の先生の次にね
この演劇会をみんな真剣に取り込む理由は
優勝したクラスには焼肉の商品券が贈呈される
あとは、校長賞とかだといくら分の商品券とか
俺たちのクラスは優勝できたから校長先生から
実行委員が焼肉の商品券を受け取った
「いつ食べに行くー?」って教室に戻ってからなったけど先生が
「今日はもう遅いから明日片付けをしてから行こう」ってなった
確かに気づいたらもう夕方で
朝から他のクラスの演目とか準備とかあったから
みんな疲れていた
「今日はもう解散!また明日なー」
先生の掛け声でみんな教室から去っていく
1人を覗いては
「駿、俺ら先に帰るから」
翔たちは先に帰ってしまった
教室に残されたのは…俺と…優羽の2人だった
優羽は教室に戻ってからずっと窓の外を見ている
「…帰らないのか?」
「うん、まだちょっとここにいたいかな…」
いつもと違う優羽の様子
どうしたんだ?
気づいてたけど…気付かないふりをした
深くは聞かないようにした
だって…優羽は静かに泣いていたから
その先生から一言ずつコメントをしてもらったんだけど
それぞれの先生が毎回言葉を揃えて仰ってくれたのは
"どのキャラクターも個性があって、かつ最後のシーンはロマンチックすぎた"と
我らが国語科担任の先生が台本を書いてくれたから本当にそれを聞いた瞬間、みんなが感謝してて
最後のシーンはみんなからも言われた
「本当にキスするなんて思ってなかった」
「2人とも両思いかよって思った笑」
などなど、そして感謝も伝えられた
担任の先生の次にね
この演劇会をみんな真剣に取り込む理由は
優勝したクラスには焼肉の商品券が贈呈される
あとは、校長賞とかだといくら分の商品券とか
俺たちのクラスは優勝できたから校長先生から
実行委員が焼肉の商品券を受け取った
「いつ食べに行くー?」って教室に戻ってからなったけど先生が
「今日はもう遅いから明日片付けをしてから行こう」ってなった
確かに気づいたらもう夕方で
朝から他のクラスの演目とか準備とかあったから
みんな疲れていた
「今日はもう解散!また明日なー」
先生の掛け声でみんな教室から去っていく
1人を覗いては
「駿、俺ら先に帰るから」
翔たちは先に帰ってしまった
教室に残されたのは…俺と…優羽の2人だった
優羽は教室に戻ってからずっと窓の外を見ている
「…帰らないのか?」
「うん、まだちょっとここにいたいかな…」
いつもと違う優羽の様子
どうしたんだ?
気づいてたけど…気付かないふりをした
深くは聞かないようにした
だって…優羽は静かに泣いていたから