星の君と氷の私
第10章 10
その数秒後に、さっき私の寸法を測ってくれていた子達が来た
「あ、雫ちゃん!ここに駿くん来なかった?」
あー、なるほどねー
そういうことだったんだ笑
私はこの状況を一瞬で理解した
「ううんー、来てないよ!」
「もーどこいったのかなー。ありがと!」
そう言うと彼女たちは空き教室からでていった
「駿ー、もう大丈夫だよ」
ガチャ、ロッカーの中から駿が出てきた
「まじありがと!助かったわ笑」
「全然いいけどさー、寸法嫌だったの?」
「いや、あいつらが作る衣装がアイドル並みの作るとか急に言い出してさ」
アイドル並みって、相当完成度高いよね笑
結構、王子様って言うよりはアイドルよりになりそう
「それで、ポージングして欲しいとか、イメージして欲しいとか言われて逃げてきた笑」
クシャッと笑ったその笑顔
久しぶりに見た駿の顔
そしてその優しい声のトーン
駿自体が久しぶりで、疲れていた私を癒すには充分すぎるぐらいで
気づいたら駿のワイシャツの袖を掴んでいた
「えっと、雫さん?」
「…かった…」
「え?」
言っちゃいけないって分かってるのに
きっと迷惑をかけるって分かってるのに
1度開けてしまった感情の蓋はもう2度と閉まらなくて
駿の彼女でもなんでもないのに伝えてしまった
「…寂しかった…」と
あー伝えちゃった…
言わなきゃ良かったかも
でも、感情を押し殺すことなんか出来なかった
「俺も、寂しかったけど?」
「え?」
駿から発せられた予想外の言葉に私はびっくりしちゃった
「え?ってなんだよ笑」
「え、いや…だって…」
駿がそんなこと思ってくれていたなんて知らなかったから
「あ、雫ちゃん!ここに駿くん来なかった?」
あー、なるほどねー
そういうことだったんだ笑
私はこの状況を一瞬で理解した
「ううんー、来てないよ!」
「もーどこいったのかなー。ありがと!」
そう言うと彼女たちは空き教室からでていった
「駿ー、もう大丈夫だよ」
ガチャ、ロッカーの中から駿が出てきた
「まじありがと!助かったわ笑」
「全然いいけどさー、寸法嫌だったの?」
「いや、あいつらが作る衣装がアイドル並みの作るとか急に言い出してさ」
アイドル並みって、相当完成度高いよね笑
結構、王子様って言うよりはアイドルよりになりそう
「それで、ポージングして欲しいとか、イメージして欲しいとか言われて逃げてきた笑」
クシャッと笑ったその笑顔
久しぶりに見た駿の顔
そしてその優しい声のトーン
駿自体が久しぶりで、疲れていた私を癒すには充分すぎるぐらいで
気づいたら駿のワイシャツの袖を掴んでいた
「えっと、雫さん?」
「…かった…」
「え?」
言っちゃいけないって分かってるのに
きっと迷惑をかけるって分かってるのに
1度開けてしまった感情の蓋はもう2度と閉まらなくて
駿の彼女でもなんでもないのに伝えてしまった
「…寂しかった…」と
あー伝えちゃった…
言わなきゃ良かったかも
でも、感情を押し殺すことなんか出来なかった
「俺も、寂しかったけど?」
「え?」
駿から発せられた予想外の言葉に私はびっくりしちゃった
「え?ってなんだよ笑」
「え、いや…だって…」
駿がそんなこと思ってくれていたなんて知らなかったから