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星の君と氷の私

第10章 10

「教室来てみたら真剣にだったからさ、それどーすればいい?」

「えっと…カラーコピーで。」

「了解!俺行ってくるわ」

「ありがと!」

駿は私の書いたチラシを持ってコピーしに行ってくれた

あれ、今何時だろう…ってもう8時になるじゃん!

1時間ぐらいで仕上げたのは私ちょっとすごいかも?

いやいや、そんなことよりも!

クラスの子達が徐々に集まってきて

「よし!そろそろ準備しよっか!」

準備を始めることにした

衣装とか自分でできることは自分でして

メイクとか髪型は衣装係がしてくれることになっていた

「めっちゃ雫可愛いじゃん!」

「いやいや、心の方が可愛すぎだから!笑 」

そんなに身長は低くない心だけど

すごい小人役にあっていて

もうほんとにめっちゃくちゃ可愛い!

もちろん写真は撮りました笑

「お、2人とも可愛いじゃん笑」

準備が終わった翔くんが来た

「なんかなー」

「うん、なんかだよね笑 なんだろう?」

なんか翔くんの小人役は違和感があるんだよなー

んー、なんだろう…

翔くんを見ながら考えるとすぐに答えはでた

「「身長だ!」」

心と声が重なった

「お前らそれを言うな笑笑」

翔くんは身長がすごい高くて175cmぐらいあるって心から聞いたことがある

小人とは縁もゆかりも無い

なのに今こうして小人役をやっている

「なんか面白い笑」

「笑うな!心!」

「はしゃぐなよ、お前ら笑」

王子様の衣装をみにつけた駿が来て

駿の姿を見た瞬間心臓が止まりそうになった

ドキッ…すごいかっこいい

どうしよう…本当にかっこよくて…

「雫さん? 大丈夫?」

「え、あ、うん!!」

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