太郎くんとエッチな災難
第11章 えっちなパーティ
そして初えっちが終わってから初めての学校。
朝から手を繋いで登校出来てすっごく幸せだった。
「ねぇ!康太ぁ…今日の放課後どっちかのお家でデートしよー?うちお母さんいるから康太のお家行ってもいい?」
「良いけど、うちも親いるよ?」
「そうだよね……一緒にいるだけでも幸せだからいっか!」
「あぁ!そうだよな!」
そう言って私達は学校へ向かった。
「朱里……ホームルーム始まる前に人のいない所行かない?」
「行く!いない所探そ!」
いない所…いない所…
「人がいない所ない!」
「準備室とかは全部鍵掛かってるしな…思ったよりないもんだな」
結局見付からず、ホームルームの時間になってしまって断念した。
そして昼休み。
自習室が一つだけ空いていてやっと2人っきりになる事が出来た。
私は嬉しくて康太の膝の上に向かい合って座った。
「やっと二人になれたぁ」
「だな!後で何処か穴場ないか色んな奴に聞いてみるよ」
「うんっ…ねぇ、ちょっとだけえっちな事もしたいなぁ」
「俺も…」
康太と唇が重なる。