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太郎くんとエッチな災難

第13章 告白



「え?……この前遊園地の帰りに言ったよ?」

「は!?」

「そうなんだって…流されちゃったから…」

「わりぃ!あの時体力尽きてて…夢だと思ってた……」


何でだ!?花からの告白を…嘘だろ…


「あのさ!ずっと言おうと思ってたんだけど、関係終わりたくなくて言えなかった!俺、花の事好きだ…しかもめちゃくちゃ…」

「嘘…」

「…抱き締めていいか?」

「ぁう…ちょっと…今涙が…」


花の顔が真っ赤になっている。
愛し過ぎて俺はすぐに花を引き寄せて抱き締めた。



「……花も俺の事好きになってくれたって事はもしかして花が好きだった奴に俺勝った?」

「あっ…ごめんね…実はそんな人いなかったの……太郎君と出会ってすぐに好きになっちゃったから……まさか好きな人が太郎君って言えなかったの」


「なんだよ…それなら俺だって…。はぁ…もっと早く言えば良かった…」


俺は一度花を離して花の手を握った。


「…これからはフリじゃなくて本当に付き合ってください」

「ふぅッ…はいっ…よろしくお願いします…太郎君大好きですっ」


告白したら終わるとばかり思ってたからめちゃくちゃ嬉しい…。


花の事一生大事にしよう…

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