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太郎くんとエッチな災難

第3章 看病




急に身体見せちゃって嫌な気分にさせちゃったかな…?



嘉山君の役に立ちたいのに全然上手くいかないなぁ。



私は落ち込みながら自分の髪と体を洗った。



「…嘉山君、ごめんね…逆に迷惑掛けちゃった…」

「いや!別に迷惑とか思ってねぇよ…あー…一緒に湯船入るか?ちょっと話そう」

「うん…」

「タオル付けたままで大丈夫だからな」


うちと同じマンションだけどお風呂場が改装されていて浴槽は2人入っても余裕だ。


「浴槽広いね」

「あぁ、うちの親父と母さん今でも新婚みたいに仲良くてさ…一緒に入りたいが為に風呂だけ改装したんだよな」

「そうなんだぁ、いいなぁ…私も将来好きな人と結婚したらそういう風になりたい」

「…なぁ、言っておきたい事あるんだけど」

「うん?」

「友達だから俺の事助けてくれるのは嬉しいんだけどさ…俺以外の男友達とはこういう事情があっても一緒に風呂入ったりするなよ」

「え…あっ…分かってるよ!」

「分かってるのに何で俺とは入ってんだよ」

「わかんない!なんか嘉山君となら一緒にお風呂入っても良いかなって思ったんだもん」

「…まぁ分かってんならいいや」


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