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力を振り絞り、、なんとか着いた先。

バンっ、！

阿部「、、ﾊｧﾊｧ、、っ、、！？」

佐久間は今でも飛び降りそうな場所に立っていた。

阿部「、、大介っ！！！」

佐久間「、、、」

阿部「、、や、やめろっ、、、頼むからっ、、」

俺は佐久間の方に近寄ろうとしたら、、

佐久間「おい、来んな。俺に近づくんじゃねー」

阿部「、、、っ、、」

まだ怒ってる。口調も強い、、

佐久間「、、ふっ、馬鹿馬鹿しい、、俺たち、、何してたんだろうな。」

阿部「大介、？」

佐久間「ちゃんと想いが通じて、、一緒に時間も過ごしてきたのに、、無駄だったな、、」

阿部「、、そんなことっ、、」

佐久間「、、俺、本気で亮平のこと好きだった。亮平となら、幸せになれる、死ぬまでずっと一緒にいたい。そう思ってたのに、、なんで、？」

阿部「だから。違うんだってっ、！！大介は俺にとって大事な人。」

佐久間「じゃあ、なんで、、、。女に手を出したんだよ。俺で満足いかなかった、、そういうことでしょ？」

佐久間は、今まで以上にないぐらいのやつれた感じで、、

佐久間「もう、俺、、これ以上亮平で悩みたくないっ、、」

阿部「、、、」

佐久間「亮平、、俺さ、、お前の目の前から消えるよ。俺が死んでも、世間には公表しなくていい。体調不良で脱退したってことにしといてくれ。」

佐久間は、最後に笑って、、、

佐久間「亮平、、さよなら、、」

俺は止めようとして、、飛び降りる瞬間の佐久間の手を掴んだ。
なんとか、その寸前で止めることができた。