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スノストによる友情短編

第32章 きっと、、


そして、第一希望だった大学も無事に合格し、、

俺は仕事復帰をした。

最初の仕事は舞台で、、

ブランクあったから一生懸命練習した。
でも、、それより辛かったのは、、

「阿部は、こいつの後ろで踊って」

俺は、休止する前は佐久間たちと前の方で踊っていた。でも、今は佐久間たちより二つ三つ後ろで踊らされた。

それが悔しかった。俺の場所には違う奴もいて、、
毎晩のように泣いた。

そんなある日、、

佐久間「、、先生」

「お、なんだ??わかんないところあった?」

佐久間「いえ、阿部ちゃんを俺のシンメにしてください。」

「え、?」

佐久間「俺のシンメは阿部ちゃんしかいない。阿部ちゃんがあの位置で踊ってるなら俺もあっち行きます。」

佐久間はそう言って俺のシンメになるような位置に向かった。

「おいっ、!佐久間っ!」

佐久間「阿部ちゃんは、人一倍努力する奴です。それは、俺たち5人もわかってます。なんで、後ろの方の位置にしたんですか?それが許せないです」

佐久間は、振付師さんの前で訴えてくれた。

深澤「そーだな、、俺たちも後ろ行くか」

岩本「おう。阿部と近くで踊りたいし^_^」

渡辺「そこの君、前に行って。」

俺の周りにいたJr.の位置を交換するかのように5人が来てくれた。

宮舘「ふふ^_^この方がしっくりくるな。」

深澤「やっぱ、阿部と一緒に踊らないと俺たちのパフォーマンスは成り立たないし^_^」

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